簿記検定試験を独学で学ぶ

簿記検定試験を独学で学ぶ

簿記検定試験を独学で学ぶ

コスト的な問題、あるいは時間的、個人的理由から、専門学校や通信講座を利用せず、独学で簿記検定試験に向けて勉強する場合は、徹底した自己管理が必要です。
これは簿記の勉強に限りませんが、独学は、まず何より「家で勉強する事」を習慣にすることが難しいのです。
家には、様々な娯楽があります。
テレビ、ゲーム、雑誌、ペット、食べ物…あるいは、すぐに寝られる環境。
こういったものに対して、全く心動かされることなく長時間の勉強をすることは、容易ではありません。
ある程度の時間であれば、特に問題なくできますが、一旦休憩を挟むと、そこでズルズルと…という人はかなり多いでしょう。
そういった「遊びたい」「休みたい」という感情を、いかにコントロールしていくかという点が、独学では必要となってきます。

 

そういった点さえクリアできれば、独学でもある程度は勉強できます。
簿記検定試験の問題集や参考書は、かなり数多く発行されています。
そのため、独学のために必要な資料は十分に揃えられるでしょう。
また、等級ごとの問題集、学習の進め方などもその本が教えてくれるので、教えてくれる人がいなくても、十分に学習計画は立てられます。

 

ただ、日商簿記1級、全経簿記上級となると、なかなか独学では難しいのが実状です。
ある程度のところまで独学で勉強して知識を身に付けたとしても、これらの試験においては応用力も試されるため、個人の力で突破するのは相当に困難です。
日商簿記2級、全経簿記1級までの資格で十分という人は独学で問題ありませんが、それより上を目指すなら、別の方法を選択したほうが良いでしょう。


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