不動産鑑定士、建設業経理事務士

不動産鑑定士、建設業経理事務士

不動産鑑定士、建設業経理事務士

簿記の資格を取得した場合、経理分野での仕事が主なものになってきます。
ただ、経理という仕事は、ほとんどの職種、業種において行われている活動であり、ある意味では様々な分野で仕事ができる資格ともいえるでしょう。
たとえば、簿記の資格を得た場合、不動産や建設業といった分野にも活動の場を広げることができます。

 

これらの職種に活躍の場を広げたい場合は、「不動産鑑定士」や「建設業経理事務士」といった資格の取得が必要です。
不動産鑑定士は、その名の通り不動産に関する鑑定を主に行う職種です。
この資格を得ると、不動産に関連する様々な業務やコンサルティング活動を行うことができます。
不動産鑑定士の試験を受けるために、簿記検定試験での一定等級の合格が必須という条件は特にありません。
ただ、不動産鑑定士試験の際に出題される「会計学」の分野は、簿記検定試験によって身に付けた知識が非常に役立ちます。
そのため、簿記の資格を持っている人がこの試験を受けるのは、有利だといえるのです。

 

一方、建設業経理事務士は、建設業における簿記を行うための資格です。
当然、簿記の資格を持っていると非常に有利です。
建設業経理事務士の試験は等級別に分かれていて、基本的には日商簿記と同レベルとされています。
そのため、既に日商簿記で1級、2級レベルの試験に合格している人は、建設業特有の知識さえ覚えれば、あとは楽に合格できるでしょう。
ただし、1級になるとかなり難易度が高くなり、そう簡単には合格できません。


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