日本商工会議所 簿記検定

日本商工会議所 簿記検定

日本商工会議所 簿記検定

全部で4つの団体が行っている簿記検定試験ですが、その中で最も権威のある検定は、「日本商工会議所 簿記検定」です。
正式名称は「日本商工会議所及び各地商工会議所主催簿記検定」ですが、しばしば「日商簿記」という名称で呼ばれています。

 

日商簿記は、日本商工会議所、及び各地商工会議所が1954年から実施している簿記検定試験で、1955年からは年2回の体制で行われ、1997年以降は年に3回の検定が実施されています。
実施回数が増えているということは、それだけ受験人数が増えているということであり、日商簿記の需要の高さを窺わせます。
簿記という技能の需要が伸びていることで、最も権威のある検定も需要を伸ばしている、ということですね。

 

日商簿記の試験日は全国統一日程となっており、6月、11月、2月に行われています。
ただし、2月の試験に関しては、2級以下の検定しか受けられないので注意が必要です。
受験料は1級が7,500円、2級が4,500円、3級が2,500円、4級が1,600円となっています。

 

試験の中身は、4級が「商業簿記」の基礎、3級が同じく「商業簿記」の基礎および応用、2級が「商業簿記」と「工業簿記」、そして1級が「商業簿記」と「会計学」「工業簿記」「原価計算」となっています。
徐々に内容が複雑になり、試験時間も長くなります。
合格ラインは総じて70%となっており、70点以上獲得すれば合格ということになります。
ただし、1級に関しては科目ごとに足切りがあり、4つの科目のうち、ひとつでも4割未満の得点であった場合は不合格となります。

 

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